結婚してから数年間子どもがいなかった私たち夫婦は、かなり子どもを待ち望んでいた。


育児が相当大変だとも知らず、ただただ「私だけの赤ちゃん」という存在が欲しくて欲しくてたまらなかった。


いろんな民間療法を試し、ドキドキとワクワクとがっかりの日々を乗り越えてようやくやってきてくれた我が家の長女。さぞ幸せをたくさん運んだ来るのだろうとお腹にいる間は思っていた。


ところがどっこい、キラキラ輝くような妊娠期間を経て、むかえた誕生の瞬間、その瞬間から新米母の苦難の道が始まるのだ。


だいたい、赤ちゃんというものは手のひらに幸せを握ってくるとか言われながら、実際はその何万倍もの心配事を持ってくる存在なのだ。


それがわかったのは産後だったけど。


幸せと同時にやってきた「この子を無事に育てなければ・・・」という恐怖とプレッシャー。寝れば息をしているのか?と不安になり、起きれば母乳が出ているのか?と不安になり、神経をすり減らす日々。


幸せながらもギリギリの精神状態だったある日、シャンプーの時に指に絡みつく髪の毛に気付いたのである。


もう尋常じゃないくらいの抜け毛だった。


2日目も3日目も、1週間経っても2週間経っても1ヶ月経っても治らないのだ。髪が抜けていく恐怖は相当なもので、抜け毛が始まって3ヶ月が経った頃、私はかなり悩んだ末に本気で思った。


「このままじゃ、はげちゃびんになってしまう。」


そして、そこから思考回路はさらに広がった。


「育児ストレスが原因なのだ。仕事にかまけて育児をしない夫が私をハゲにするんだ!」と、今思えば完全に意味が分からない。


しかし、私はこのアホな感情を夫にぶつけた。


一方、妻に「禿げるのは育児をしないあんたのせいだ!」といきなり泣かれた夫。


わが夫ながらこの人も相当のアホだということを先に言っておく。


ラサーナの画像 慌ててネットで「女性の抜け毛」と検索し探し出してきたのが、「ラサーナ」という海藻や海泥を使用したシャンプーだった。


口コミの評判も良く、独身の時に使っていたこともあってドラッグストアに走って、私だけ安売りシャンプーからラサーナに変更したのだ。


それから1ヶ月。私の抜け毛はみごとにおさまり、ラサーナすごい!!と我が家ではラサーナブームが起きようとしていた。


そんなある日、私はお座りが上手にできるようになった長女を連れて実家へ帰った。


ニコニコとお座りをする長女を真ん中に両親や親戚と話していた時、ふと母が


「あんた、産後の抜け毛は治まったかね?」と聞いてきた。


・・・産後の抜け毛ってナンデスカ?・・・


「女はね~産後毛が抜けるんよね~。ほら、良く言うでしょ?赤ちゃんの首がすわる頃に抜け毛が始まり、腰がすわる頃に抜け毛が治まるって。あんた、ちょうど抜け毛が治まる時期やろ?」


!!!何ですと!!!


夫と二人で「何ですと??」


そう、私たちは女性が産後に抜け毛が酷くなることを知らずに大騒ぎしてたんです。確かに、抜け毛が始まったのは長女が3ヶ月の頃。首すわったね~って喜んだ記憶があります。確かに。


だって、誰も教えてくれなかったんだもん。と言い訳してみたものの、結構有名な話のようで、あの時、夫が検索バーに


「産後 女性の抜け毛」


と入力していれば何か別の出来事になっていたのかな?と思ったりもする。


なにはともあれ、めでたく私の毛は長女のお座りとともに生え、そのあと半年くらいは今度は「アホ毛」に悩まされるようになるのだった。


ちなみに、ラサーナは抜け毛に効いたかは分からないけど、確実に髪の毛はきれいになった。それだけがこの大騒動の唯一の収穫である。


それに、育毛にはシャンプーは全く関係がないということを最近になって知った。どうやら育毛剤を使わないと、髪は生ええてこないようである。それを知らずにシャンプーばかりを探していた自分が恥ずかしい・・・。


夫も円形以外にも薄くなってきたことだし、育毛剤をプレゼントしてあげようと考え中。いまのところ候補してあがっているのは次の育毛剤だ。


⇒ 育毛剤ブブカのレビューと感想


辛口評価でこれだけ高い点数なんだし、良い育毛剤なんだろう。ポチるかどうかは今日一日検討してみよう。