夫の円形脱毛症が治らないまま時が過ぎ去りいよいよやばくなってきた。
ママ友に紹介してもらった気になる病院のうちの一つ、セレブ医院に一度診てもらおうということになり、夫の仕事が休みの日に行ってみた。
我が家から車で20分ほどの所にあるセレブ医院はちょっとおしゃれな外観で、少し大きな病院。
階によって診療科目が分かれているようだ。
皮膚科、美容皮膚科などに分かれているようだ。
電話予約はできないので、待ち時間を覚悟で直接出向く。
ガラス張りの綺麗な建物を入ってすぐに受付があり、どうやら患者はその総合受付らしき所でそれぞれの診療科のある階に振り分けられるようだ。
受付の美しいお姉さんに「本日はどういった症状でいらっしゃいましたか?」と優しく聞かれ夫、動揺。
いきなりニット帽を脱ぎ、お姉さんにハゲを見せつつ「円形脱毛症です!」という。
これが子どもたちなら、「は~い。良く答えられたね~。上手!」とほめる所だが、中年のおっさんがいきなり何やってんだか。
ちょっとびっくりのお姉さんだったが、きっとこんなおっさんも数日に一人くらいはやってくるのだろう。
すぐに笑顔で、「では皮膚科ですね。そちらの入り口を~」と場所の説明をしてくれる。
夫は普通の皮膚科に振り分けられたようだ。
教えられた皮膚科で再度受付をして、問診票を記入。
「その症状はいつから始まりましたか?」の質問に戸惑う夫。
夫:「オレ、いつからハゲてる?」
妻:「しらねーよ。」
あなたのハゲ歴なんてしらねーよ。自分のハゲは自分で管理してくれ。
そう心の中でいいながら待合室にあった「BAILA」を読む私。
妻にあっさり見放された夫、必死に記憶をたどりつつようやく全てを記入。
それから待つこと30分ほど。
名前を呼ばれ、診察室へと消える夫。
しばらくして出てきた夫は「写真撮ってもらった(^^)」とちょっと嬉しそう。
夫が言うには、円形脱毛症の治療も色々とあるそうだ。
夫も気になったのか、前夜にネットで円形脱毛症について色々と調べていたこともあり、とても理解しやすい説明だったらしい。
まずはストレスが原因といわれていた円形脱毛症、実は「自己免疫病」の一つじゃないのかと最近は言われているらしい。
人間の本来持っている自分を守ろうとする力「免疫細胞」が何らかの原因で、自分の身体のある特定の組織を「異物」と間違えて攻撃してしまうことがあるらしい。
これが自分の髪の毛だか、毛根だかの周囲の細胞を「異物」として認識してしまった場合、円形脱毛症になるのではないか?というのだ。
ほぉ~・・・納得。それならばストレスがなさそうな夫が円形脱毛症になったのも、納得できる。
まっ、自分の毛根を異物と間違えるくらいストレス溜まってたんだ!言われればそれもそうかと思わないでもないが・・・。
肝心の治療法はこれまた色々あるようだが、夫はやはり少し重めの治療からのスタートみたい。
診察で分かった事は以下の事。
まずは、脱毛期間が長いこと。
治療しなくても本来なら3ヶ月ほどで軽快するのが円形脱毛症だということ。
前回までの病院で「ステロイド治療」という治療をしていたこと。
いたちごっこのように治っては再発を繰り返している為、常に脱毛部分が頭にあること。
夫の場合は多発性円形脱毛症ということ。
このまま放置しておけば、全脱毛症に移行するかもしれないこと。
腕やまつげまで脱毛が始まっていてすぐに治療をステップアップした方がいいことである。
今回は治療の説明ということで、本格的な治療はまた次回ということになり、次の休みの日に予約を入れて帰ることになった。
次回、来院するまでに散髪に行きなさいという宿題を出されていた夫。今週はすこし忙しくなりそうだ。
それにしてもストレスが原因じゃなかったとは驚きである。
やっぱり夫にはストレスなんてなかったんだ。
そう思うと何だがホッとしたような?人騒がせな奴と腹が立つような複雑な気持ちである。
とは言え、お医者さんの先生だけに頼るのはどうかなと考えているのも事実。
ノコギリヤシ系のサプリメントは育毛に良いみたいなので、それを飲んでみようかな・・・。
次のサイトで紹介されているサプリとか効果も出てるし、良さそうだと思う。副作用が無いのも惹かれる点かな。なんだかんだ言って、夫には元気でいてほしいから。
→ 育毛サプリメントボストンの評価
値段が少し高いのは、アレだけど。