私が初めて漢方を処方されたのは2才くらいのときらしい。アレルギー性の皮膚炎が酷かったらしく両親が近くの漢方薬局に相談して飲ませてくれていたそうだ。


子ども心に覚えているのは茶色くて苦いお薬を「コーヒーのお薬」とだまされていたということだけ。それを素直に飲んで大人になった今は、多少皮膚が弱いくらいで済んでいるので両親には感謝している。


漢方は体質改善なので、効果が出るまでに3ヶ月ほどかかると言われているが、実際自分の体質にあった漢方に出会えると劇的に効果が出ることがある。


私がはじめてその劇的効果を実感したのは会社に勤めていたころ、接客業のくせして毎月、生理前のイライラが辛くお客様に「イラーー!!!!」とすることが多かった。もちろん、部下やアルバイトの存在にもイライラし、自身がコントロールできない怒りに自分で自分が怖かった。


一応、大人だしお給料をいただいている身なので、プロ意識を持って仕事中は笑顔で対応するが人間無理は効かないのだ。


イライラはすべて夫へと向かい、自宅に帰ってきてからの夫の一挙手一投足が非常に腹立たしい。


イライラを通り越して涙が出てくるほどうっとうしいのである。当然何も悪くない夫に当たりちらし、暴君のようになった私を見て、なんと、夫が漢方薬局に相談にいったのだ。


そこですすめられたのが、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」だった(らしい)一日3袋、食前に飲むそうだ。
漢方の画像


帰宅した夫にすすめられるまま飲んでみると、3袋を飲んだころからイライラしなくなり、いつもの自分に急速に戻る感覚がした。私びっくり。夫もびっくりの劇的効果で平和な日常に戻ることができたのだ。


そんなことがあったので、私はすっかり漢方の虜になった。


新婚生活を満喫し、そろそろ赤ちゃんを・・・と考え始めた時には加味逍遥散と交互に当帰芍薬散を飲むようになった。


卵巣に疾患のある私は妊娠しにくい体質だと分かっていたので女性ホルモンを整え、冷えを改善する漢方が良いのではないか?と勝手な素人判断で飲んでいたのだが、これは体質にあっていたのかどうかは分からない。


なかなか妊娠しなかったので、結局不妊治療にお世話になることになったので、そこで一度私の漢方生活は終了することになったからだ。


そのかわり、男性不妊と診断された主人が漢方生活に突入することになり、「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」を飲み続け、無事に子どもを2人授かることができた。


今現在は、また、加味逍遥散のお世話になっている。ホルモンバランスの状態に付け加えて小さな怪獣二人にイライラさせられっぱなしなので・・・(^^;)


月に一度ドラッグストアに加味逍遥散を購入しに行くのだが、「更年期の症状に!」と書かれてあるのだけが納得できない。まだ30代なんだもん。