おだやか系の長女は幼稚園に入園してからこれといった大きな問題もなくありがたいことに、いたって普通の子どもとして育っている。


無理に問題を上げるとすれば、マイペースなところがあるため、お友達と群れて遊ぶよりも1人でいることが好きなことくらい。


どこにでもいるゴキゲンな幼稚園児なのである。


そんな長女がある日、泣きながら帰ってきた。大事件発生である。


バスから降りてきて、顔を見た瞬間にボタボタと涙が出ているのでびっくり仰天した。古い言い回しだが、本当にびっくり仰天したのだ。


よくよく話を聞いてみるとクラスメイトのお友達に髪飾りを取られたのだという。確かに今朝つけていたヘアピンがなくなっている。


「○ちゃんがとったの!○ちゃんのママにお電話して!ちゃんと返しなさいって怒ってもらって!」と、泣いて訴える長女。


今後の人間関係を考えるといきなり○ちゃん家に電話をするわけにもいかないので、担任の先生にお電話。


事情を説明して数分後、園から折り返しかかってきた電話は


「○ちゃん、長女ちゃんのヘアピンが欲しかったみたいで。かばんの中にありました。明日お返しして仲直りさせますね。」とのこと。


いつもながら素早い対応をしてくれるので本当にありがたい。


先生にお礼を言って、ひとまず解決!かと、思えば長女の怒りは収まらない。ベソベソシクシクずっとずっと怒っているのである。


穏やかな長女は一度怒ると大変で、親も困り果ててしまうのだが、今回ばかりは怒り狂いたくなる長女の気持ちも分からんでもないな・・・と思ったので、新しい髪飾りを作ってあげることにした。


長女のリクエストは

「カチューム!!」


・・・カチューム・・・?ってなんですか??と思い、ネットで検索。


↓これです!
カチュームの画像

布でできたカチューシャとでもいいますか。


とにかく輪っかになった布とかレースのことのようで、なぜ長女がこんな言葉を知っているのかというと、今、長女の園の年長さんたちの中で絶大なる人気を誇っている髪飾りなのだそう。


ほ~これがカチュームというのか。と、感心しつつカチューム作り開始。


夫がバレンタインデーでもらって来たチョコについていたリボンを引っ張り出してきて、長女の頭のサイズに切る。


ヘアゴムを適当に切って、ゴムの先をくるむようにリボンをつなげて縫う。飾りのお花をつけて完成!!


「あら~長女ちゃん、似合うじゃないのぉ~(^^)」と盛り上がる私と長女の横で自分の番をひそかに待つ薄毛の次女。


「次女ちゃんね~かわいいのがいいのぉ~」

「次女ちゃんもポンク(ピンク)が似合うと思うのぉ~」

と、私の周りをウロウロと自己アピールしつつ歩きまわる。



仕方がないので次女の分も作る。一つも二つも手間は一緒だと自分を叱咤激励しながら作る。

15分後、完成したので次女、早速装着!

のはずが、サテンのリボンと髪質の相性がわるく、すぽんすぽんと抜け去るカチューム。拾っては装着をくりかえす次女。


5回目くらいでついに次女がブチギレて、今回のカチューム騒動は涙と笑いとともに終了となった。