長女は黒髪の今で言うロンゲである。正直なところ、切ってほしい。腰まであるので、トイレの時もちょっとヒヤヒヤするのだ。


そして、シャンプーの消費量がハンパない。もちろんリンスの消費量も同じである。


我が家は基本的に「何でも自分でしなさいよ~」というユルユル育児をしている。


ユルユル育児というとほんわかした母親がゆるやか~に育児をしているような雰囲気なので、子どもたちから苦情が来そうだ。


なので、自立を促す育児とでも都合よく言いなおしておこう。


母がスパルタなのか、ものぐさなのか、子どもたちは朝起きると自分で幼稚園の準備をする。


これが、またバッチリできるのである。


今日使いたいヘアゴム、下着、靴下、パンツ丸見え防止用のブルマ、制服のブラウス、スカート、カーディガン、カバンなどなど。


要は幼稚園に行くために必要なものが全てリビングにそろえられ、朝食が始まるのである。


その間、母は何をしているのかというと、うだうだうだうだ眠いだの寒いだのと文句を言いながら朝食の準備とゴミ出しをしてる。


長女に至っては朝食中に

「今日は体育だから体操服ね!」

「今日は次女ちゃん、午前保育の日よ!」


など、母がしっかりと忘れていることを教えてくれるのである。


そんなしっかり長女なので、赤ちゃんの時期を除いて育児で手こずった記憶は長女に関してはあまりない。


我が家の困ったちゃんは基本的に次女が独占中である。


実は次女はお風呂が苦手。嫌いというわけではなく、単にお風呂の中のおもちゃに飽きているらしい。


贅沢な幼稚園児だ。


アンパンマンの入浴剤の画像 そんな次女が喜んでお風呂に入ってくれるアイテムがアンパンマンのあわ風呂と長女の存在である。


親から見ても自立心旺盛の長女、お風呂でも結構何でも自分でする。


自分で身体を洗うこともするし、顔も洗うのだ。


そういう年齢なのか、自分で何でもすることが長女も楽しいらしく、なんと次女の体まで洗って拭いてくれるのだ。


次女も「今日は長女ちゃんに洗ってもらおっか?」の一言ですんなり入浴してくれることも多いし、長女も上手に次女の機嫌を取ってくれるから非常に助かる。


で、そんな良い子ちゃんの長女に安心しきって洗髪を何度か自分でさせたことがある。


もちろん、洗い流したりのチェックは欠かさないがシャンプーを手にとって髪を洗うといった洗髪の途中までを自分でさせてみた所、これが以外に大失敗だったのである。


何が大失敗かというと、長女、シャンプーを10プッシュもしたのである!!


しかも、母が唖然と見守る中、超高速プッシングで10プッシュしたのだ。


長女にこんな素早い行動ができるとは・・・。日頃のおっとりは仮の姿なのか?


びっくりする間もなく手からあふれ出すシャンプーを頭頂部にこすりつける長女。

モクモクとわき立つシャンプーの泡。

我が家はすでにアンパンマンのおかげで風呂の中全部があわあわなのだ。

なのに、なのに長女の頭もこれ以上ないくらいにあわあわなのだ。

爆笑する次女。大喜びの長女。いつもとは違った濃厚でもったりとした泡に大騒ぎである。


白銀?の世界に一息つく間もなく、続きましてのリンスである。


頭の何倍にも盛り上がったシャンプーの泡をようやく洗い流して「1プッシュでね」と説明しようとした瞬間に、リンス8プッシュである。


君のその素早さはなにから出来ているのかな?


そう問いかけた所で答えは返ってこないのだか、不思議でならなかった。


今度はリンスでヌルヌルの長女をようやくきれいに洗い流し、1プッシュでいいことを丁寧に伝えたのだが、次の日も全く同じことをしでかした。


厳密にはシャンプー9プッシュ、リンス9プッシュの18プッシュだったけど・・・。


これが5日ほど続くとシャンプーもリンスもあっという間に無くなるだろう・・・そう思った母は、あと3年くらいはシャンプーは母がしてあげようと心に決めたのです。